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御無沙汰して居ります

 此方に御訪問して下さる皆様方、どうも御無沙汰して居りました彼處乃幸助であります。
取り敢へず何事も無く生きて居ります。

 此處暫くは自転車にて旧道、廃道探訪に勤しんで居り、其方を纏める事に暫く熱中して居りましたものでありますから、氣が附けば此方を八箇月も放置した状態に成つて仕舞ひました。
復ぼちぼちと更新、と軽く申し上げる事は出来ませんし致しませんが、少しずつ書いて行かうと思つて居ります。

 一応、自分の所有してゐるCDのデーターベースも兼ねて居りますので、事實、アレし度りコレし度りする時に重寳致しますので、本當でありましたらもつと急ぐべきなのだらうなとは思つて居るのでありますがね、實際。

 でも良いの、之は仕事では無いのでありますから。呵呵




 と云ふ事で、本日も拙の日記を讀んで下さり有難う御座いました。
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Pagan Reign/Твердь

PAGAN REGIN_Тв
 Pagan Reign/Твердь

 露西亜産ペイガンメタルバンドのフルアルバムとしては四枚目、通算五枚目の2006年の作品であります。
今回の作品は英語圏でも発賣されるべく英語盤も在りますが、拙は當然露西亜語盤を購入して居ります。

 三枚目は何故日本盤が出無いのか不思議な程の完成度で好事者を悩殺しまくり、来る此の作品に向けてのミニアルバムは、其はもう一日何度も何度も聴き返しても飽きが来無い良作でありました。
當然の如くフルアルバムたる此の作品には期待が高まりますが、果たして先行発表された五曲以外の出来は如何なのでせうか。

1.Огонь Сварожий Вновь Осветит Наши Земли
2.Небесные Стражи
3.Твердь - Враг у Ворот
4.Твердь - Последняя Битва
5.Огнем и Мечом
6.Во Времена Былин
7.Славянское Восстание
8.Рарог
9.Новгородские Пляски
10.Солнца Свет
11.Силой Павших Воинов - Честь Родной Земли

 結論から先に書きますと、之は傑作、名盤であります。

 先づ1.の短く静かな前奏曲からして素晴らしい。
如何にも夜明けと云ふ印象の旋律が物語の始まりを予感させますし、続く2.、あの・・・始まりと同時に悩殺しに来ますか。
ミニアルバムでは二曲目でありましたが、アルバムでは最初に持つて来ますか。
さうして斯うも印象が激変致しますか。
徹頭徹尾素晴らしい旋律、展開の洪水なのでありますが、曲の締めがもう本當に、さう、斯う云ふ展開で来たら此のテの音好きな人間なら悶絶物だらうと云ふ正に其の通りの展開で締めて呉れるのであります。

 アルバム表題の次の二曲(二部構成と云ふ事なのでありますかな)も高水準を失ふ事無く進んで呉れ、作曲の點でも完全に化けたと云ふ感じであります。
もう完全に此の道の覇者としての風格が備はつて来たと云ふべきでせうか。

 して、5.でありますが、此の曲が今作品で拙が一番大好きな曲であります。
旋律、展開共に絶品であります。
ミニアルバム表題だつた6.や一番初めに耳に入る2.に隠れ勝ちでありますが、聴き込む程の此の曲の良さがじわりと染みて来ると云ひますか、或る瞬間に心を掴んで放さ無く成るのであります。
 特に終盤に掛けての展開は秀逸でありまして、ドラムのオカズの入り方とか、嗚呼此の人天才なんだらうなあと、一寸真似出来無い様な展開をして呉れるのであります。
 御蔭様で耳コピーして散々、否、勿論今でも弾いて楽しんでゐます。

 但し、6.迄が良過ぎる所為か、7.以降は拙的には一寸水準の維持が落ち氣味な感が否めません。
正直、7.の終盤のラップ調の語り、個人的には一寸、實際。

 まあ8.の中盤以降の展開は好きでありますし、9.の始まりの、何か某コーンフレーク食べてさうな印象がし度りとか、10.等も単體で聴けば良いのでありますが、全曲を通して聴くと成ると、今度は逆に一曲一曲の個性が後半に成るにつれて薄れて来て仕舞つてゐる様な印象を拙は受けて仕舞ふ訳であります。


 其でも實に良い作品でありますし、拙の中ではキング・オブ・スラボニックペイガンメタルなのは間違ひ無く、之からも期待を抱かせて呉れ・・・と思ひましたら、何と此のアルバムを以てバンドは解散して仕舞ひました。
嗚呼、何と云ふ事なのでせう、次は一體何れだけ凄い作品を作つて呉れるのだらうと期待して何年も待つてゐましたのに。

 でも、逆に考へますれば、最高の印象が変はる事無く解散した事に因つて、ずつと心の中では王者として君臨する存在に成りました。
有難うPagan Reign、貴方達の評価は最高の儘変はる事無く、ずつと拙の中で存在し續けて居ります。
プロフィール

彼處乃幸助

Author:彼處乃幸助
讀辛いかも知れませんが宜敷く御願ひ致します。
リンクは御自由に張つて戴いて構ひません。

何か御座いましたら此方、
 minoru1921@aol.jp
にメイル戴けますと幸甚であります。

因に、此方が拙の本家ブログであります。
 http://minkara.carview.co.jp/userid/966840/blog/

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