Любэ/Рассея

Любэ/Рассея
露西亞産フオウクロツクバンドの通算八枚目、西暦2005年の作品であります。
前作から三年、待ちに待つてやつと出たと云ふ感じの作品であります。
此處數作では發表の間隔が段々長く成つて居りましたが、其期間が如何云つた風に作用してゐるのか手荒く樂しみであります。
1.От Волги до Енисея
2.Русские
3.Батька Махно
4.Ясный Сокол
5.Сестра
6.Мой Конь
7.Не смотри на часы
8.По высокой Траве
9.Многая Лета Русской Земле
10.Гимн России
11.Берёзы
久々にアツプテンポの曲で幕開でありますので、初期、一、二枚目の樣な新鮮な感覺に戻つたのでせうか、聽いてゐる此方も嬉く成つて來ます。
して、落着いた二曲目を挾み、再びアツプテンポの曲でありますので、何方かと云ふと可也取附易い作品に成つてゐるのでは無いでせうか。
唯、全體的な雰圍氣は此處三作の流れに近い感じでありますので、新鮮味は餘無い感じは致しますが、其だけЛюбэ好きなら安心して聽けるかと思ひます。ました。
で以て、相變はらず捨曲は無いと云ふ感じでありますので、流石大御所だなと云ふ貫祿も感じます。
扨、拙的に好きな曲でありますが、1.3.4.7.8.9.10.11曲目が好きでありまして、特に好きなのが、1.3.7.8.10曲目、其中でも一番好きなのは1.3曲目でせうか。
と云つても僅差でありまして、日に依つては7.8曲目が一番と云ふ時も御坐います。
して、10曲目が手荒く異色な曲調なのでありますが、隨分とロツク的な味附に成つてゐる露西亞國歌であります。
斯う云ふ編曲をしても稱讃されてゐるのでせうから、露西亞と云ふ國は健全だと思ひます。
其に比べて此處日本は、ねえ。
忌野清志郎の"君が代"に寛容に無成何て、否、人間本當の事を言はれると怒ると云ふ典型例でありますか。
因に11曲目は、田舎へ赴任した若い警察官のテレビドラマで使はれた前作の曲であります。
多分劇中で共演し度のでせう、某所に動畫が上つて居りました。
一應其番組のDVDは所有してゐるのでありますが、中々時間が取無くて未視聽の儘でありますので、其場面は未確認であります。
して、まあ、 Любэ好きなら必携の作品なのは云ふ迄も御坐いません。
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